終の住処を決めるプロジェクト

定年を意識して焦り始めた一家の主によるマイプロジェクトの記録

突発性慢性型肩関節周囲炎を克服した【0168】

私が突発性慢性型肩関節周囲炎*1(いわゆる50肩)を発症した話は以前書きました。

そして、右肩が動かないので左手を使う訓練を積んでいることをその後ご報告いたしました。

 

ところが、奈良・京都旅行に行った8月くらいから、実は右肩に走る激痛の頻度がかなり低くなっておりました。

そして、今現在、もはや激痛が走ることは無くなりました。

可動域こそまだ100%復帰ではありませんが、日常生活には何も問題ないレベルにまで回復しております。

 

左手を使う作戦が成功したのでしょうか。

それとも、発症してから8か月以上も経過したので自然治癒したのでしょうか。

 

結果オーライなのでどちらでもよいのですが、結局お医者さんから勧められたリハビリには1度も通うことなく保険適用可能期間(発症から6か月以内くらい)は終わりました。

 

ご心配いただいた方、励ましてくださった方、50肩の記事を覚えていてくださった方、ありがとうございました!

 

ある日のおやつ(妻お気に入りのアスティエで妻が用意してくれました)

*1:「50肩」呼ばわりされるのが悔しかった当時の私の造語

自転車ですれ違いざまに言われました【0167】

11月末までずっと仕事が忙しいので、しばらくショートブログにする所存です!

(いつも長すぎるので読者の皆様にはメリットかも💦)

 

先日、会社からの帰宅の途中。

もう辺りはかなり暗くなっていました。

自転車をこいでいると、前方からお母さんと小さな女の子の親子連れが歩いてきました。

女の子は道端の諸々に興味があるみたいでお母さんの後ろ5mくらいの位置をちょろちょろ歩いています。

お母さんは自転車を手で押しながら歩いています。

その後部座席には女の子よりもっと小さなお子さんが乗っており、二人の子を連れたお母さんは、ちょっと離れてしまった女の子のことが心配だったのでしょう。

ちょうど私とすれ違う時、そのお母さんが後ろを振り返りながら女の子に大きな声で言いました。

 

お母さん:離れて歩いてると変なオジサンに連れてかれちゃうよ!

女の子:えー、変なオジサンなんていないよ。

お母さん:いるの!

私(の心の声):ヒ...人違いです!

 

私は、いつもより速く自転車をこいでその場から逃げ離れました。

 

記事と関係ない銀杏の絨毯(見るだけなら風情がある)

閲覧注意の果てのホラーハウスの真実【0166】

前回の続きです。

tsumipro.hatenablog.com

実家に帰省するとキッチンが酷い状態で眩暈に襲われましたが、意を決してキッチンのゴミ箱から掃除することに決めた私。

 

ゴミ箱の蓋を開けると

ゴミ箱の蓋を開けた私の目に映ったのは、「違和感」でした。

 

ん?ゴミ袋とゴミ箱本体の間に隙間がある...インナーリングに袋がしっかり固定されてない...というかそもそも取りつけ方が間違ってる!

インナーリングで袋を上から強引に押さえ込んでる!

だから、だんだん袋がずり落ちて本体との間に隙間ができるんだな。

 

ん?ん?

それに、蓋のパッキン部分に何か小さい粒粒が沢山ついてるぅ!

 

え!? なにこれ? 

コバエの抜け殻 じゃん! ひィー

帰省して30分もしないうちにもう帰京したくなった...

 

しゅっしゅっと消毒めいたものを吹きつけ、泣きながら拭き取りました。

 

マシュマロリンゴ

そして、さっきのマシュマロリンゴのことを思い出しました。

「あれも捨てるしかない!」

意を決して第2冷蔵庫のある部屋に向かいました。

 

その勢いでリンゴが入った袋を持ち上げたその時です。

ジャーっと袋からナチュラルアップルシードルが溢れだしました。

床はびしょびしょです。

泣きながら拭き取りました。

いくら酒好きの私でもこれは無理!

いただけません!

 

マシュマロリンゴをゴミ箱に入れ、その勢いで目につくゴミどもを片っ端から始末し、一旦ごみ袋を取り換えることにしました。

 

真打登場

ゴミ箱から袋をエイっと引き上げると、ゴミ箱の底に厚さ5㎝ほどのA4サイズの空の段ボール箱が置かれていました。

そうだった。

実家のゴミ箱は町指定のゴミ袋に対して大き過ぎて、上げ底が必要だったのです。

昨年の夏帰省した時に自分で段ボール箱を底に仕込んだのでした。

あの時もゴミ箱で酷い目に遭いました。

tsumipro.hatenablog.com

 

で、1年以上ゴミ箱の底に置かれっぱなしだったその段ボールですが、なんとなく「しっとり」しているように見えたのです。

 

たぶん、見てみぬふりをしてそのまま新しいゴミ袋をセットしてしまえばよかったのです。

しかし、私は紙でできたものが湿っている状態が我慢できず、思わずその段ボールを持ち上げてしまったのですよ。

 

きゃああ~ えうっ トワッタ!!  ワヒィ!!

 

ゴミ箱の底には何百何千というおびただしい数のコバエの抜け殻と幼虫がみっちりとひしめきあってコローニーが作られていました。

 

発生源は特定できました。

泣きながら拭き取って消毒しました。

私のブログが汚れるので作業の詳細は割愛します。

 

コバエを一網打尽に

もうこの時点で私の魂は幽体離脱寸前でしたが、キッチン中を飛び交う101匹コバエちゃんがまだまだ気になります。

 

そこで昔ドイツに住んでいたときに妻が教えてくれたフルーツフライの一網打尽メソッドを試してみることにしました。

  1. 空き瓶に酢をそそぎます。
  2. 水を少し足します。
  3. 食器用洗剤を数滴垂らします。
  4. これをキッチンテーブルやシンクの周りに置きます。

すると、発酵した果物が大好物のコバエ達が酢の匂いに誘われて集まってきます。

洗剤のせいで表面張力が働かず、液面に触れたとたんに溺れて沈んでくれるという、誰が考案したのか知りませんが、天才的な手法なのです。

 

メソッドを発動してものの数分もしないうちにコバエが集まってきました。

匂いが空気中を拡散しているせいなのか、セットした瓶の表面だけでなく、すぐ近くの醤油のペットボトルなどの表面もびっしり彼らが埋め尽くしています。

絵面は最悪です。

 

しかし、翌朝になるとまるで霧が晴れたかのようにキッチンの視界がクリアになっていました。

もちろん瓶の底には大量の亡骸が沈んでいます。

 

一網打尽メソッド大成功です。

 

これは例のあれですよね?

コバエ退治に気を良くした私は、時間のゆする限りキッチンの掃除を続行しました。

(酷いのはキッチンだけではないのですが、命の危険を感じるキッチンを最優先に取り組みました)

 

シンク洗い用のスポンジがカビだらけ。捨てました。

プラ製のまな板がカビだらけ。捨てました。

洗浄後のお箸やスプーンを立てる水切り容器の中がカビだらけ。捨てました。

無造作に置かれた使用済みキッチン用ゴム手袋がカビだらけ。捨てました。

 

お箸といっしょに立てられていた母が普段使っている現役歯ブラシ(←こんなところに置くでない!)を手に取った瞬間「ヒギャァァァァァ!!」と声が出ました。

こんなの口に入れたら普通〇ぬよ!というような有様の、もはや歯ブラシとは言えない状態です。

たたきつけるように捨てました。

 

そして調理台の上に山の様に積まれた「絶対使わないほぼゴミ」と思われるモノたち。

これらを捨て去った時、おぼろげながら見えてきました。

 

同じサイズのラップがいくつも開封されており、未使用と併せて10個以上ある。

ツナ缶が20個くらいある。

鯖缶が10個くらいある。

イワシ缶が、もも缶が、あんこ缶が、...

おんなじ缶詰がいったいいくつあるの!?

おんなじ調味料がいったい何本あるの!?

どれだけミサイルが飛んだら、戦争が終わるの?♬

しかも、一か所にまとめてあるのではなく、色々な場所に分散して隠されてました。

 

半分にカットされた皮つきリンゴが小鉢の中に伏せられた状態で発掘されました。

しかも、カットした時期がそれぞれ異なると思われる乾燥リンゴや生乾きリンゴが3つ4つ、5つ6つなどあります。

 

オーブントースターを開けると、食卓に出すのを忘れて冷え切ってさらに乾燥までした料理(たぶん焼魚)がそのまま入っています。

しかし、焼く前に忘れた*1のではないから幾分マシなのかもしれません。

 

 

そういえば、母に「月曜の午後に着くからね。いい?月曜だからね。」と土曜の夜電話で伝えたのに、日曜の午後母から電話がかかってきて「いまどこ?まだ着かないの?駅の前で待ってるんだけど」と意味不明なことを言ってました。

 

 

勘の良い読者の皆様はもうお気づきですよね?

母はもう83歳。

そう、これはあれです。

 

 

 

母は宇宙人に乗っ取られています。

そう考えると、母の数々の奇行にも合点がいきます。

 

同じような事例が、近所の図書館で読んだ本にも書かれていました。

Amazon.co.jp: だめだめママだめ! (ほるぷ創作絵本) : 天野 慶, はまの ゆか: 本

少なからずこういうことはあるらしいのです。

 

しかし、いったいいつから?

そういえば、私が小学校1~2年生の頃、朝起きると母が「昨日の夜中に八ヶ岳(↑写真参照)の上に真っ赤に光る大きなUFOがいた!」と大騒ぎしていたのを思い出しました。

どうやらその時に乗っ取られたようです。

(私と宇宙人の付き合いもだいぶ長いな...)

ホラーハウスの今後

宇宙人に乗っ取られた母に乗っ取られた実家。

まさにホラーハウスです。

ここでは一切の努力が全てブラックホールに呑み込まれていきます。

綺麗にしても汚される。

整頓しても散らかされる。

平面を作れば置かれる。

捨てても買い足される。

何をしても、無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーッ!!!

 

それでも私は帰省する度に同じようなことを繰り返します。

たとえ、血を吐きながら続ける哀しいマラソンだとしても。

地球人の宿命だから。

 

 

*1:ろむさん (id:QP_massan)様が前回の記事に書きこんでくださったコメントをご参照。93歳のお祖母さまがグリルの中に生🦑を置いたまま焼くのを忘れていたというかわいらしいエピソードです。

帰省したら実家がホラーハウスに!【0165】

先月のシルバーウィークは娘と二人で信州の実家に帰省しました。

妻はいつものように東京に残していきました。

ちょうど関東に台風が直撃する日で、東京駅の東海道新幹線改札前は遅れた新幹線を待つ人たちで大混雑でした(階段にも沢山の人達が座ってました。お疲れ様です)。

幸い、北陸新幹線の方は台風の影響なく、スムーズに乗れました。

まずは佐久平に寄り道

新幹線の佐久平駅についたらまずはあのお方にご挨拶です。

パリ出張から帰国されておりました

 

 

こちらのみなさんにもご挨拶。いつもお世話になっております。

 

佐久平駅に到着したとたんに2nd Street(セカスト)にGOです。

 

なぜ東京にもいくらでもあるセカストに、信州に来てまで行くのか?

それは娘がいるから...

私の両親にとってこの帰省は孫の顔を見る貴重な機会ですが、娘にとって私の実家に行くことは何も面白くないので、エサが必要なのです。

 

セカストに向かう途中、トキ様にもご挨拶

 

 

幸い台風の影響もなく、外は雨も降っていませんので、セカストが済んだら歩いてランチに行く予定でした。

娘がピザ好き(私はワイン好き)なので「このお店にしよう!」と決めておりました。

39bar.jp

 

しかし、いつまで経っても服選びが終わらない娘(中2)。

気が付くとAL Sorriso(アル ソリーソ)さんのランチラストオーダー時刻が過ぎていました。

あぁ~ 行きたかった(´;ω;`)

 

こんなこともあろうかと次善の策も用意しておりました。

それがハンバーグの美味しいこのお店(↓)。

www.ittou-tateshina.jp

今年のお正月にも娘と二人で行ったお店です。

ここのハンバーグは間違いない。

サラダも美味しいです。

 

しかし、まだ服選びが終わらない娘。

いったい何時間セカストにいれば気が済むのでしょう。(2時間半超でした💦)

 

すると、迫る汽車*1の発車時刻。

あと、40分しかない...

 

もうハンバーグのお店も無理です。

そしてなんと、気に入った服が無かったということで娘は一着も購入しませんでした!

 

泣く泣く目の前のコメダさんに行きました。

東京にもいくらでもあるのに…ぐぬぬ

実家に到着

実家に着いて最初にやることは、まず冷蔵庫の中の確認です。

地元のクラフトビールを近所のお店で買って飲みたかったので、冷蔵庫の空きスペースを確保しないといけないのです。

しかし、第2冷蔵庫*2を開けると缶ビール6本セットがしっかり入っていました_| ̄|○

しかも、全国どこでも買えるビール( ノД`)シクシク…

銀河高原ビールですらない( ノД`)シクシク…

母が気を利かせて私のために買っておいてくれたのでした(実家の家族は誰もお酒を飲まないので銘柄に無頓着)。

「新発売のビール買っておいたよ」とドヤ顔の母。

 

缶ビールの隣には、袋に詰められたリンゴも置かれていました。

触ってみるとマシュマロのような弾力性!

え!? これリンゴ?

と思いましたが見た目も、袋の表記もまごうことなきリンゴです。

あとで、あとで何とかしよう...

ひとまず第2冷蔵庫の扉を閉めました。

 

キッチンがもう大変なことに

そして夕方5時を過ぎた頃、母が「夕ご飯にしよう」と。

そうだった。

やたら早いのでした(ジジババだからね)。

しかし、私と娘はついさきほどコメダで超遅いランチを食べたばかり。

後で自分で用意して食べるから先に食べてと伝え、母と父が居間で食事している間、キッチンの掃除に着手することにしました。

 

実は、実家から車で20分ほどの近場に結婚して家を出た姉が住んでいるのですが、私が帰省するちょっと前に実家に立ち寄って掃除をしてくれたのです。

その時の情報では、キッチンが酷いことになっていて、色々な食材が腐っていて、虫も湧いていたので掃除して、生ごみだけでゴミ袋4袋分も出した、とのことでした。

(姉よありがとう!)

 

ですので、少し安心していたわけです。

 

ここから先は閲覧注意です!(写真はないですが、テキストだけでもおぞましい描写が出てきます)

 

まず、キッチンに入ってすぐ思ったことは「やけにコバエが多いな...」。

実家のキッチンにコバエがいるのは全く珍しくはないのですが、それにしても今年は多い。

コバエの当たり年だろうか?

腐った食材は姉が捨ててくれたのではなかったのか?

 

発生源はどこだ?

キッチン全体をメタビジョンで俯瞰してみましたが、ごちゃごちゃしすぎて何も分かりません。

どこから手を付けるべきか?

考え始めるととたんに底なし沼に呑み込まれる感覚が襲ってきます。

 

床には段ボール箱が散乱し、そのいずれにも野菜や果物が無差別に突っ込まれてます。

キッチンテーブルの上には料理の残りが入った容器やお皿がいくつも並んでいる。

だけでなく、いつ開封されたのかわからない調味料のビン類が乱立し、何かを再利用した瓶の中に正体不明の粉末や液体が詰め込まれたものがこれまた何個も無造作に置かれ、スナック菓子の袋がいくつも散乱しています。

キッチンテーブルの下には、ガラクタを詰め込まれて機能不全となった収納ラックが3つくらい立ち尽くしています。

キッチンテーブルの向こう側の壁際をみると、ナベやフライパンの類が山の様に積まれ、生きてるのと死んでるのの区別がまるでつきません。

その手前のゴミ箱の蓋の上にはナベが置かれ、ナベの中にはいつ作ったのか不明の料理的な何かが入ったままです。

これぞまさしく多様性ワンダーランド!

 

眩暈でクラクラするのもつかの間、ふと目の前のスナック菓子の袋に目をやると、袋の表面で何かが動いています。

いや、蠢いています。

細くて白くて長い未知の生命体が(💀)。

ぅわーん(´;ω;`)

生物多様性とか言ってる場合じゃありませんでした。

裸足で逃げ出したくなるホラーハウスです!

 

もう一度考えます。

どこから手を付けるべきか?

元から断つか?

姥捨て山か?

 

いやいやそれはファイナルアンサーです。

いますぐできる簡単な答えを出すべく集中、集中!

 

ゴミ箱から行くことに決めました。

これから大量に出てくるであろうゴミを入れる場所をまずは確保しないと。

ゴミ箱の蓋の上に置かれたナベを移動して、蓋が開閉できるようにしました。

そして、パンドラの蓋を開けてみると...

 

次回「ほんとうの閲覧注意はここからだった」に続きます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:電車ではありません。灯油で走るヤツです。

*2:キッチンの冷蔵庫が恒常的に満杯のため、飲み物などを入れるための小型冷蔵庫が別室に置かれているのです

薬師寺東塔の相輪が古く見えるのはなぜ?(その2:富山県高岡市の凄さ)【0164】

「終の住処はどうしたんだ?」と思う読者様のことをすっかり置き去りにしてしまって申し訳なかった前回の記事(その1)では、相輪の組成を突き止めるまでの話が長すぎて本題に入れませんでした。

tsumipro.hatenablog.com

 

そもそも、8月の家族旅行で薬師寺を訪れ、新調したばかりの東塔の相輪が西塔の相輪よりも古く見えたことに疑問を感じたのがこの記事の発端でした。

今回はいよいよ本題です。

いきなり結論

2017年(平成29年)6月のこと、薬師寺東塔の相輪主要部分(水煙、竜車、宝珠)を新調することに決めた臨時委員会*1。

その要求は4つありました(参考文献1)。

  1. 材質は、分析で得た古代のレシピに従う。
  2. 鋳型の原型制作は、原則として3Dデジタル計測のデータを用いて、オリジナルと同形同大で制作する。
  3. 色は、ペインティングではなく、自然発色により、できるだけ忠実に再現する。
  4. 修理を行う部材は、現状を変えることなく、補強を図る。

前振りが長くなり過ぎてまたもや結論にたどり着けなくなると申し訳ないので、ここでいきなり結論を書きます。

新調されたばかりの東塔の相輪が古く見える理由。

それは要求事項No.3を満たしたからなのです。

 

つまり、「あえて古く見えるように表面を処理した」。

これがこの記事のタイトルに対する回答です。

 

ここから先は、またしても自己満足的長文ですので、お急ぎの方におかれましては、ここで☆マークを押していただいても全然構いません。

 

 

では、いったいどこの誰が、どんな技術でそれを成し遂げたのか?

それの何がそんなに難しいことなのか?

もう結論は書いたのであとは衝動のまま(文字数気にせず)書きたいと思います。

 

古代のレシピに従う難しさ

銅93%、スズ2%、ヒ素2~3%という古代のレシピは明らかにされましたが、そんな組成の材料を扱った経験がある人など現代にはいないわけです。

私、合金のことは35年前に大学の授業で習っただけで全く詳しくないですが、1%でも添加物が異なれば別物と思うべきで、新しい組成で製品として仕上げるには相当のノウハウが必要になるはずです。

だいたいその組成の材料に対応できる設備が必要ですし、水煙再製作のためには1トンもの大量の合金材料を提供しなければならないということです(参考文献2)。

 

もちろん、試行錯誤のための十分な時間があれば良いでしょう。

しかし、公金が導入されるこの事業、予算執行の制約もあり、発注から納期まで全く時間が足りないのです。

それはもう業者泣かせなほどに。

 

全ての作業を完成させて納品するまでの締め切りは2019年(平成31年)1月と決められました。

契約締結後、作業が開始されたのが2018年(平成30年)1月。

そこから納期まで、たったの1年しか猶予がありません。

実際には、契約工期期間は第一期と第二期に分かれ、実質的な作業期間はそれぞれ4か月と6か月しかありませんでした(参考文献1)。

業者泣かせです。

 

こんなタフでリスキーな仕事をいったいどこの誰が引き受けるでしょうか?

それが富山県高岡市の「伝統工芸高岡銅器振興協同組合」です。

douki-takaoka.jp

同組合のホームページを見るとまず書かれているキャッチコピーが

この一瞬に魂をそそぎ込む

です。

単なる宣伝文句ではありません。

この組合の職人さんたちは、本当に魂をそそぎ込んでいるし、本当に一瞬にかけているとしか思えないのです。

それを今から説明します。

 

組合ですから複数の企業からなる集合体です。

その企業群の中に、古代のレシピに基づく未経験の合金製造を引き受けた企業がありました。

高岡市のエイト金属株式会社です。

従業員30数人の小さな会社です。

この会社が1300年の時を超えて古代の合金を現代に復活させ、次の1000年にバトンを渡す偉業を成し遂げたのです。

 

銅器振興協同組合の梶原理事長(当時)が、エイト金属の松原社長(当時)に頼んだそうです(参考文献2)。

あなたが「うん」と言ってくれないと、私はスタートできない。高岡のために挑戦してくれませんか。

なんというプレッシャー。これは断れない。

しかし、その時点ではできる確証などなかったはずです。

なにしろ誰にも経験がない作業です。

それでも引き受けるしかない。

そして、もし合金作りで失敗したら後工程が全てダメになるというとてつもない重圧。

松原社長は一言「わかりました」と言って引き受けたそうです。

漢です。

一瞬に魂をそそぎ込む仕事をしてこなかったら、こんな場面で即断なんてできないでしょう。

想像するだけで身震いします。

 

鋳型にそそぐ、魂をそそぐ

水煙の作り方ですが、ざっくり言うと

  1. 読み取った東塔水煙の形状データをもとに原型を製作 
  2. 原型を使って鋳型を製作
  3. 高温に熱した溶融金属を鋳型にそそぎ込む  
  4. 冷えて固まったら型を外す
  5. 完成

さて、問題は工程3です。

溶融金属を鋳型にそそぎ込む作業のことを「注湯(ちゅうとう)」と言うそうですが、さすが東塔のための水煙だけあって、「注湯式(ちゅうとうしき)」が行われました。

1200℃に熱せられた溶湯(ようとう)を耐熱素材の鋳型にそそぎ込むとき、その周りでは加藤朝胤執事長ら薬師寺関係者による読経と拍子木が響き渡り、厳粛な空気の中、この作業工程は完全なる神聖な儀式として執り行われました(参考文献1)。

 

こんなプレッシャーのかかる中で作業できるでしょうか?

考えてみてください。

あなたが火にかけたやかんの中のお湯がぐらぐらと沸騰し、それをポットに注ぎ込むときに、あなたの一挙手一投足が衆人から注目され、それだけでなく、読経と拍子木で雰囲気が厳かにピーンと張り詰めているわけです。

絶対手が震えてこぼしてしまいますよね?

 

しかも扱うのは単なる沸騰したお湯とは違い、古代のレシピで作られた替えの効かない予備もない、唯一無二の劇レア材料です。

 

失敗は絶対に許されないわけです。

 

ここでもう一度あのキャッチコピーを思い出してください。

 

この一瞬に魂をそそぎ込む

 

いや、だからこのフレーズは伊達じゃないのです。

この人たちは、ほんとにいつもこんな仕事してるわけです。

 

どんどん上がる価値、そしてますます失敗が許されない

ちょっと、おさらいします。

  1. 組成の分析が完了し、古代のレシピ完成(←これだけでも凄い快挙)
  2. そのレシピ通りに、前人未到の合金を1トンも製造(←これが出来ないと、その後の工程が全滅するというプレッシャーの中、短期間でやり遂げた。)
  3. 貴重な合金を溶融し、厳粛な注湯式の中、鋳型へ注入(←一発勝負の絶対失敗できない神聖なる儀式)

どうです?

工程が進むたびに価値が爆上がりし、それを後工程の職人が引き取るわけです。

工程のバトンを渡すたびに、プレッシャーが雪だるまのように膨らんでいく、そんな仕事を実行したのが、伝統工芸高岡銅器振興協同組合です。

 

一発勝負の自然発色

鋳上がった水煙は褐色をしています。

相輪を新調するにあたって設定された4つの要求のうちの第3

色は、ペインティングではなく、自然発色により、できるだけ忠実に再現する。

これを満たすためには、鋳上がった水煙の表面を化学的手法により処理するしかありません。

精神と時の部屋で1000年放置してくるわけにはいかないのです。

 

で、化学的手法とはすなわち不可逆な手法です。

つまり、これも一発勝負。

しかも、注湯式を経たあとの水煙ですよ!

「やー、すみません。ちょっと失敗しちゃったんで合金作るところからもう一回いいですか?」というわけにはいきません。

こんな、プレッシャーのかかる仕事をいったい誰がひきうけるでしょうか?

 

㈱立川工芸の立川善信代表がこの重圧を引き受けました。

 

参考文献2によると、薬品を調合し伝統技法で銅のサビ(緑青)を発色させたそうですが、微妙な色合いの違いに応じて薬品の調合を使い分けたのだそうです。

そして、この調合は一子相伝で門外不出だとか。

 

凄すぎる。

こんな世界が現代の日本にまだ存在していることに驚愕です。

 

この一瞬に魂をそそぎ込む仕事によって完成したのがこの色合いです(↓)。

 

1000年以上経過したようにしか見えませんよね。

塔の上に設置する前に、オリジナルの東塔水煙と新調した水煙を隣り合わせに展示して、特別招待客に御披露目したそうです。(この目で見たかった~)

 

朝日新聞のYoutube動画でその貴重なシーンが出てきます。

youtu.be

 

伝統工芸都市 高岡市

私、高岡市にはまだ行ったことがありません。

どんなところか、今回調べるまで全く知りませんでした。

 

高岡市とは、塔の本体である相輪を古代と全く同じように新調することができる技術を極めた職人集団がいる場所。

ということがわかりました。

 

何百年にもわたって伝統を受け継いできた地域。

それが、世界に誇る伝統工芸都市 高岡市です。

そして、そんな工芸都市が存在するおかげで、東塔の相輪は見事に新調され、次の1000年にバトンを渡すことができました。

 

もし、これから薬師寺を訪問する方は、是非東塔の相輪を見るときに高岡市のことを思い浮かべていただければと思います。

 

 

 

参考文献

  1. 加藤朝胤他6名, ”よみがえる白鳳の美 国宝薬師寺東塔解体大修理全記録”, 朝日新聞出版, 2021年
  2. NHK「新プロジェクトX」制作班, "新プロジェクトX③ 「薬師寺東塔 大修理」", NHK出版新書, 2024年

 

*1:国宝薬師寺東塔修理事業臨時委員会

南都好いちょうけん【0163】

8月に3泊4日の家族旅行(私、妻、中2娘)で奈良・京都に行ってきました。

目的は終の住処として移住先候補の街を訪問することでした。

その時の記事はこちら。

今回の記事*1は、南都派である私の、奈良で訪問したお店などについての備忘録です。

近鉄奈良駅すぐ「野菜ダイニング菜園」

記念すべき家族旅行初日の夕食に選びました。

選んだポイントは以下の3点

  • いつ誰が「お腹空いた~」や「さっき甘い物食べたから今お腹空いてない~」と言い出すか予想が付かないので、事前予約なしでも行けそうなお店をいくつかリストアップしておきました。
  • 旅行中は全部外食なので野菜不足になることが容易に想像できました。なので野菜のメニューが充実していることが我が家にとっては重要なのです。
  • 夕食後、すみ活家は近鉄で京都のホテルまで戻らないといけないので、近鉄奈良駅近くのお店であることが必須でした。

お伺いする直前に電話で空席の有無を確認しましたが、お店の方はとても丁寧に対応してくださいました。

 

まずは、「奈良しゅわボール(奈良のお酒のソーダ割)」で乾杯です。

私は鯛のポワレセット、妻は鴨のコンフィセットを頼みました。

ポタージュやサラダが付いていたと思います。

どちらのセットも大和野菜のグリルが沢山付いていて野菜たっぷりメニュー。

そして、私と妻二人とも結構薄味を好むのですが、味付けは我が家の好みに合いました。

娘はハンバーグ定食に満足していました。

すみ活一家が最後の客だったので、他のお客さんがいない店内を撮影。

お値段もリーズナブル(3人で8千円ちょい)で大変満足しました。

 

薬師寺すぐ 「蕎麦切り よしむら」

薬師寺すぐ近くの「蕎麦切り よしむら」

旅行二日目のお昼ご飯は薬師寺すぐ近くのよしむらさんに行きました。

この時は、薬師寺で炎天下さんざん歩き回って汗だくになった後だったので、暑くてとにかくもう歩きたくなくて、最寄りを最優先で選びました。

お店に入ったとたんに迷わず選んだ夏季限定「すだちのお蕎麦」で体力復活しました。

 

夏季限定メニューの「すだちの冷やし蕎麦」。スープがすごく美味しくて飲み干しました。

 

ラッピング電車 「ならしかトレイン」

 

目を見張るような近鉄奈良線のラッピング電車です。

「ならしかトレイン」と言うそうです。

MAYU (id:mayumi_hondana)様にコメントで教えていただきましたが、「桜風堂夢ものがたり」の表紙イラストを手掛けるイラストレータ「げみ」さんが手掛けてらっしゃるそうです。

イラストが素敵だと本も読んでみたくなりますね。

 

近鉄奈良駅すぐ 「堀内果実園 奈良三条店」のかき氷

旅行は夏真っ盛りだったのでかき氷は外せません。

今回は、東生駒⇒富雄⇒菖蒲池とさんざん歩き回った後だったので、娘の「早くシロ」圧が高く、近鉄奈良駅からすぐの「堀内果実園 奈良三条店」さんに行きました。

 

そして何の躊躇もなく「シャインマスカット」を選ぶ娘。

 

 

妻はいちごイチジクミルク

 

私はすももミルク(だったかな...)

若い女性客が多く、私ひとりだったら絶対入れないお店です。

 

今回は残念ながら行きませんでしたが他のかき氷候補としては、

  • kakigori ほうせき箱
  • 御菓子司 鶴屋徳満

がありました。

堀内果実園でかき氷を食べた後、HPも回復できたのでちょっと足を伸ばし、アーケードで日陰が確約されている「もちいどのセンター街」から「下御門(しもみかど)商店街」あたりを散策しました。

そのとき、外から見たほうせき箱に「あ!こっちにすればよかったかも!?」と私も妻も感想を漏らしましたが、なかなか予約取るのは大変みたいです。

すぐ近くに鶴屋徳満もあり、こちらは立ち寄ってみました。

奈良老舗御菓子屋「御菓子司鶴屋徳満」

明治の初め創業で130年の歴史があるという「鶴屋徳満」さん。

tsuruyatokuman.co.jp

素朴な和菓子のお店で、歴史あるだけに店内の雰囲気も落ち着いた感じでとても良いのです。

イートインもあるので、ここで食べれば良かった~と思いましたが、ついさっき大きなかき氷を食べたばっかりですので、妻がお土産用の御菓子だけ購入。

ご年輩のすごい上品で優しいご婦人が対応してくださいました。

和三盆を使った和風かき氷もとても美味しそうで、次は是非こちらのお店で食べたいと思いました。

 

鹿

奈良と言えばもちろん鹿ですが、今回は観光旅行ではなく移住先候補地を見ることが目的なので、奈良公園に行く予定はありませんでした。

しかし、近鉄奈良駅の目の前にふと見ると一頭の鹿が。

 

近鉄奈良駅出口のすぐ前(奈良ではよくある日常の風景なのでしょうね)

 

公園からここまで観光客に着いてきちゃったのでしょうか。

外国人観光客が喜んで近づいていくと、おせんべいが欲しいようで、丁寧に2回お辞儀をするお行儀のよさ。

かわいい...さすが奈良の鹿です。

感心しました。

 

もっと鹿を浴びたい娘と妻のために、夕食のお店が開くまでにはまだ少し時間があったので、奈良公園に向かってちょっと散策してみることにしました。

 

ちょっと歩くと歩道が鹿の糞だらけであることに気づきます。

思わず「ふん、ふん、ふん、ふん、黒豆や~♬」の名曲が脳内に再生されます。

 

 

行きかう自動車を物ともせず中央分離帯で悠々とたたずむ鹿(奈良ではよくある日常の風景なのでしょうね)

 

奈良地方裁判所のお庭でたむろする鹿たち(奈良ではよくある日常の風景なのでしょうね)

 

結局、奈良公園まで行かずとも、十分鹿を浴びることができました。

 

 

近鉄奈良駅すぐ「中華処 青天」

奈良二日目の夜は町中華へ。

やはり、近鉄で京都の宿泊ホテルに戻らないといけないので、近鉄奈良駅にできるだけ近い場所、かつ予約なしで行けるお店で選びました。

 

まずは紹興酒ビールで乾杯!

 

 

美味しくて食べるのに夢中で写真ほとんど撮るの忘れましたが、近所だったら通いたいお店でした。

お値段もリーズナブルでした(家族3人で5千円ちょい)。

 

 

 

 

帰京後

帰京後は、お土産に購入した鶴屋徳満さんのお菓子をいただきました。

 

「御苑 曲水の宴(ぎょえん きょくすいのえん)」は上品かつ豊かな甘さで驚きました。

皇室にも献上されているとのことで、王家にも相応しい高貴な味でした。

 

 

 

 

お土産の「御苑 曲水の宴」は自宅で美味しくいただきました。お菓子が載っている真鍮の器も妻が今回奈良で購入したもの*2。

 

 

 

*1:今回の記事のタイトルですが、その昔漫画家の安永航一郎先生が北斗の拳をパロディにして、広島弁(?)をしゃべるレイに「ケンはユリアを、何と好いちょうけんのぉ」というセリフをオチで言わせるマンガを雑誌Fanroadに匿名で掲載していたので、そこから私がパクったものです。知らない方もごく稀にいらっしゃるので念のため解説すると、ケンことケンシロウが北斗神拳の使い手であるのに対し、レイは南斗六聖拳の一つである南斗水鳥拳の使い手です。

*2:マグカップは妻が有楽町の「王家の紋章原画展」で購入してきた

京都の住みたい街マイランキング【0162】

’26夏の家族旅行最終日です。

旅行4日目の目的地を訪問する前にしなければいけないこと。

それはホテルのチェックアウトです。

チェックアウトまでの大事な準備

宿泊していた京都タワーホテルはチェックアウトが11:00というちょい遅めの、朝が弱い我が家にとってはとても有難い設定。

朝、部屋で軽めの朝食を取った後、ホテルの受付で宅配用の段ボール箱を購入し、梱包テープと伝票をもらってきました。

そして、私が段ボール箱を調達している間、妻の方は京都駅伊勢丹の出町ふたばさんに豆餅の「購入引換券」をもらいに行きました(人気があり当日分は予約分だけで売り切れてしまうので、開店とともに予約して引換券をもらうのが通のワザらしい)。

 

ホテルに戻ってきた妻は洗濯ものなどを大急ぎで段ボールにぎゅうぎゅう詰め込みました。

すると、持ってきたスーツケースの方がスカスカになるわけです。

これは疲れた帰り道を身軽にするための方策ではありません。

限界までお土産を詰め込むための一時的な余白づくりなのです。

準備万端でチェックアウトしたすみ活家一行は昼食へと繰り出しました。

 

うどんの冨美家

昼食は妻行きつけ、うどんの冨美家さんです。

お店の入口前に若者が数人並んでいたので「さすが人気店!」と思いながら後ろについてしばらく待っていると、並んでるんじゃなくて単にたむろしていただけでした。

紛らわしいゾ(笑)

 

とり天丼と冷麺のセット。とり天食べれるのは嬉しい!

 

美味しかった~。大満足でした。

 

竹田

そして、今回の家族旅行最後の目的地は竹田。

京都駅から電車でわずか6分。

こんな交通の便が良い好立地に我が家の条件にあう物件があるなんて、首都圏では考えられないです。

近鉄京都線も地下鉄烏丸線も乗り入れる竹田駅

 

 

竹田駅前。コンビニとか何もないですが、道は平坦です。

駅から徒歩数分でスーパーもあります。

この高架下の道が日陰で素晴らしい。

そして竹田駅から、京阪本線の藤森駅に向かう道は、名神高速の高架下であり、日陰が結構あります。

これは大きなアドヴァンテージです。

 

京都の住みたい街ランキング!

大げさにランキングといっても京都市内で今回訪問した移住先候補の街は、太秦、西京極、竹田のわずか3か所だけ。

しかもすみ活家の厳しい要求(要するにコストがかからない)に合致する中古物件が検索でヒットする数少ない街だけを抽出しており、京都市全域に対する一般性は皆無ですのでご容赦を。

 

それでは発表します(またもや私のランキングであり、北都派である妻の意向は現時点で反映しておりません)。

 

最寄り駅名

評価

コメント

太秦、帷子ノ辻

★★☆☆☆

ヱヴァとか魅力満載の街だけど、住むとなると日常のアシ嵐電がオーバーツーリズムの影響下でちょっと不安。

竹田

★★★☆☆

京都駅までわずか6分。奈良にも近鉄京都線で一本。でも徒歩圏内に日常的な買い物以外の目的地がなさそうなので、通勤しない身にはちょっと寂しいかも。

西京極

★★★☆☆

コンビニ、スーパー、ショッピングモールが近くて、小川珈琲もあり。ちょっと頑張れば桂の離宮まで歩いて行ける。4つ星でも良いところだけど、西ノ京まで72分もかかるので3つ星。

 

さすがに南都派の私の評価だけあって、北都の街にはやや辛口です(もしお住まいの方が読んでいらっしゃいましたら大変スミマセン。南都派である私の非常に偏ったコメントです!)

 

 

 

 

 

最後に寄った甘味処

ほんとは竹田の近くには伏見稲荷とかがあるので行きたかったのですが、終の住処にも寺社仏閣にも神社にもまるで興味がない娘が「疲れた疲れた」うるさいので、仕方なくエネルギを補充するため京都駅へ。

中村藤吉本店 京都駅店に行きました。

さすがに行列でしばらく待ちましたが店外に椅子が沢山並んでおり座って待つことができました。

娘は当然のように抹茶パフェ。

さっきまでブーブー言ってたのが噓のように満足顔。

妻は生茶ゼリー(抹茶)

私は抹茶アイスの餡蜜(なぜ写真が切れているのか?それは器にしっかり顔が写っていたから(笑))

 

 

そして最後の仕上げは伊勢丹地下で(妻が)お土産を買いまくり、ホテルに戻って預けたスーツケースを受け取って詰めまくり、柿の葉寿司を買って新幹線に乗りました。

 

東京に戻るとなんだか涼しかった

車内で柿の葉寿司を食べるはずが、みんな寝ちゃって食べれず。

帰宅してから美味しくいただきました。

 

暑くて汗だくになったけど、奈良・京都3泊4日の家族旅行、満喫いたしました。

帰京した日はちょうど東京が急に涼しくなった日。

妻は「やっぱり、東京の方がだいぶ涼しいんじゃない!?」と言ってましたが、この夏の東京は例年と違って10年ぶりくらいの冷夏だったのです。

来年の夏、思い出すことになるでしょう。

ホントの東京の実力を。

 

そして、次は真冬の奈良・京都も味わってみようと画策しているのでした。