必要最小限の物だけを保有して広い視界の中で暮らすミニマルな生活に憧れます。いえ、私はほぼミニマリストなので、必要最小限の物しか保有していませんが、我が家は物で溢れています。なぜなら妻がマキシマリストを凌駕するオーバーフローリスト(overflow-ist)なので。
解説します。
ミニマリスト:最小限の物だけ持つ人。すっきり・機能的。
マキシマリスト:好きな物を多く持ち楽しむ人。カラフル・豊か。
オーバーフローリスト(造語):物が好きすぎて溢れてしまった人。圧倒的・混沌・自己表現の極地。
もちろんこの勝負はミニマリストがオーバーフローリストに領土を侵略されて負けとなります。
終の住処について考えるとき、引っ越し、地震の被害、自宅で転倒して要介護へ、のようなシーンを考えざるを得ません。
いずれの場面においても、物が溢れていて得することは全くなく、物が溢れていることで健全な生活の継続が困難になりかねません。
先日図書館で借りて読んだ「おひとりさまの 終の住処」によると、我が国において自宅の事故で亡くなる人は交通事故で亡くなる人よりも多くて年間15000人以上(2015年頃のデータ)。その8割以上が65歳以上の高齢者。高齢者の死亡事故トップ3は、転倒・転落、入浴中の溺死、窒息だということ。
我が家の床の上は物だらけ、床を見ないで歩くと何かに足をひっかけます。
今は自分の思うように足が動いてくれるます。でも、高齢者になると思ったように足があがらなくなり、絨毯程度の段差でもつまづいて転んでしまうのだとか。容易に想像できます。
そもそも、終の住処に引っ越すことができるのか?年齢を重ねるたびに引っ越しが辛くなっているのを実感します。自分が60歳を超えたときに今までのような引っ越しの重労働、果たして耐えられるのか?
しかし、オーバーフローリストはそんな先のことは気にしません。限界を超えていきます。
私:「いい?将来はこんな広いところに住めないから、今から物を減らさないと大変なことになるよ。わかった?」
オーバーフローリスト:「大丈夫!売って処分するから!もう、ごっそり減るから!」
数年後、どうなっているか楽しみにしていてください。また報告したいと思います。
